コンサルティング業務の初めは質問タイムから (その二)
かなり詳しくお聞きします。
- トップの方から順にお時間を戴き、あるべき会社の姿、
目標となる事業の姿、月次決算の分析の仕方、事業戦略、目標達成、顧客開拓、工場の製造活動等です。
又、皆さんが活動されている業界、競合社、顧客等もお教え
願います。
出来れば社員全員の皆さんとお話したいと思っています。
これが、コンサルティング業務の七つ道具の2つめです。
- 初めの数カ月は質問の回数が多く、度々、打ち合わせが
中断すると思います。
お互いに仕事の仕方、言葉の使い方等が違う場合が多く、
理解出来たと思っていたら、後になって全く違って理解
していたと言う事も良くあります。
御社特有の事情も理解しなくていけません。
- 同じ事へ再度質問する場合もありますが、こちらも
ご理解をお願い致します。
理解度が進むと、関心のポイントが違ってくるからです。
- それに、他人の質問に答える又は、質問に答えられ
なくて立ち往生するのは、全く自分と違う考えに
ぶつかる事を意味します。
この事で、実は、大きな飛躍が期待出来ます。
”自分の頭の中が整理されるだけではなく、ヒラメキの様な
アイデアが浮かぶ事があります。”
勿論、このヒラメキで、自分の考えにますます自信を持つ
事もあります。
一方、自分の考えの不十分なところに気が付く事も大きな
収穫です。
- どうしたら良いかについて、意見交換をしたり、知恵
を絞るのは楽しいものです。
是非、私のコンサルティング業務に意見が多く出る打ち合わせに
したいですね。
次は、コンサル業務の七つ道具/3. 経験の範囲です。