A3用紙1枚

企画書1枚のスキルアップ

 
以下は、私が日常業務で実践して来たアイデアです。
上手く出来たかは別として、御参考まで。
 

A3用紙1枚のスキルアップ

世界のT社さんもD社さんも、企画書1枚が基本です。
大きさはA3用紙1枚です。
1番の趣旨は議論を突き詰めてから、本質だけ記載して提出
しなさいです。

かって、T社さんがJリーグのサッカーチームのスポンサーに名
乗りを上げた時、その企画書は、やはり、A3用紙に書かれてい
ました。
当時のチェアマンが「実に整理されていて、分かり易く素晴ら
しかった」とコメントしていました。
但し、記憶が定かではありませんが、その時は1枚ではなく、
2枚だった様な気がします

社内に提出する書類も結構あると思います。
その際、是非、「企画書1枚」にトライして下さい。 
初めは慣れないでしょうから、お手伝いします。
ポイントから外れない為に、下記は如何でしょうか。
 

  1. 企画書の項目を決めましょう
    1. 初めから、項目を印刷した企画書1枚の書式を作る事です。
      そうでないと、自分の興味ある事、知っている事は
      記載しますが、苦手な事、調べていない事は、省いて
      しまいます。
      その防止に、大変な威力を発揮します。
    2. これでなくてはいけないと言うのはありませんが、
      基本的には起承転結が必要です。

      1. 背景、又は、目的
      2. 現状把握
      3. 要因分析
      4. 実施する計画、又は、施策
      5. スケジュール

  2. 徹底した検討結果のみを記載
    1. 上記の各項目については、徹底した分析、調査の
      結果のみを記載すること。
      定性的な表現、推測で決めつけるのは、NGとなります。
      例えば、手法「ナゼ」を5回繰り返すのが有名です。

  3. 先ず、企画書を書いてみよう
    1. T社さんや自分の上司へ提出するのではないので、
      先ず、やってみましょう。
      その際には、次の3つ位は気にしながらお願いします。

      1. 先ず「何のために!」
      2. 次に「なぜ なぜ なぜ!」
      3. 更に「具体的に もっと具体的に 更に具体的に!」
        を絶えず連発しながら計画書作成にトライして下さい。

  4. 手順は「目次から」
    1. レポートは目次から」を参考にして下さい。
      このA3用紙の場合は、既に項目=目次が決まっています。
    2. キーワードを決めます
      何を書くか、何を書かねばいけないかを考えましょう。
      出来るだけで十分です。
      勿論、本来の手順は逆ですが、気にする事はありません。
      考える練習です。
      慣れると、意外と簡単に出来る様になります。

企画書1枚で頭の中まで、スキルアップしましょう。 
 
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