営業に向き不向き

営業に向き不向きは無い

私は営業に向いている、いないと言う表現は、時々、耳に
します。
経営陣も彼は営業に向いているいない・・・と言う事があり
ます。
私も、葬式用の顔を営業用にしたら等と上司から言われた事
もありました。

経営陣や上司は、何を根拠に営業に向き不向きの判断をした
のでしょうか。
営業的センスが世の中にあるとでも本当に思っているので
しょうか。

営業トークは結果論

  • 営業トークが上手だとか、社交辞令が上手だとか、会話術
    に一日の長があり、会話がスムーズだとか。
    そんな事が良い営業実績を生んでいるとは到底思えません。
  • その人の本当に努力している事が見えていないだけです。
    顧客は当然ですが、その営業マンから何を得られているか
    が分かっています。
    社交辞令が上手だから、会話が上手だからその営業マンへ
    大きな注文を出しているわけではありません。

営業向き不向きを購入側から推測する

  • 皆さんが購入する立場であれば、直ぐに分かる筈です。
    購買で仕事をしている方が読んでおられるならば、当たり前
    だ!と思わず声を上げるでしょう。
  • 購買の人に聞いてみれば答えは同じでしょう。
    営業トークだの、会話術だのを練習している営業がいたら、
    無駄だからやめた方が良いでしょうと言う回答が出ると思い
    ます。
  • では、営業に何を求めるのか?
    答えは、だた一つ、「購買が求める事に当たり前に対応して
    くれる営業です」

そして、この事を実行するのに「営業に向き不向き」が関係
するでしょうか。

営業に求められるもの

トップページに書きました質問1)をもう一度、
思い出して下さい。
それはこの3年間で、顧客に何を提案したかでした。
もし、御自分で不向きとお考えの方は、この提案に絞って活動
される事をお勧めします。

顧客への3つの提案

顧客への提案には、3つあります。

  1. 顧客が求めているものへの提案
  2. 顧客が気が付いていないニーズへの提案
  3. シェアアップの為の提案
     
    このうち、2と3は、新規顧客開拓の手法そのものです。
    つまり、事前準備です。
    この事前準備を徹底してやれば、仮に、成功しなくても顧客
    は評価してくれます。

そして、この事前準備に営業に向き不向きがあるでしょうか。
そんな事は、ある訳がありません。

どうぞ、ご自分は営業に不向きとお考えの方は、私の経験談
の私のサラリーマン時代/営業、新規拡販/新規顧客開拓を参考
にしてご活躍下さい。

次は、企業理念浸透です。