新聞の見出し順

報告の仕方は、新聞の見出し順を参考にしよう

見出し→概要→詳細の順で、新聞の記事は書かれています。
お手元の新聞でご確認下さい。

これが、報告仕方のポイントです。

  1. 先ず、結論を先に
    1. お手元の新聞をご覧ください。一番大きな文字で書いて
      あるのが、見出しです。これが報告で言う結論になります。
    2. 結論は、なるべくYESかNOか、白か黒か、ハッキリ
      短い文章で伝えます。
    3. この結論を言う時に、状況説明を入れたり、理由を
      いれる事が一口で出来るならば入れても良いですが、初めは
      止めておきましょう。

  2. 次に概略です
    1. 新聞を再度、確認して下さい。
      見出しの横に、数行に亘って書かれている部分がそうです。
      結論が出た背景、理由、今後どうなるか等が簡潔に書かれて
      います。
    2. これは結構、慣れが必要です。
      全体を簡潔にまとめるにはポイントが何かを知っていない
      と書けません。ポイントがない簡潔な文章では意味がありま
      せん。
    3. 見出しの次に概略が無く、いきなり文章が始まっている
      場合も、必ず、概略が書いてあります。
      これもお手元の新聞で確認して下さい。

  3. そして、詳細報告です
    1. ここから、詳しく報告します。新聞もそうですね。
      ここも、今回の結論についての詳細です。
      過去に遡って説明する必要がある時は、この結論の詳細が
      済んでから始めて下さい。
    2. この詳細説明では、「なぜ」「具体的に」「先ず、次に、
      更に」を使うと、読み易くなります。

上手な報告を目指すなら、いつも、この順で報告すれば、殆どの
場合、相手に良く伝わります。
いろいろな場合でこれは使えます。

報告の仕方のポイント活用例

会話の中で、普通に使えます。

  1. ポイントは3つあります
    1. 他人に説明する時、これは重要です。
      これも、新聞の見出しの機能です。他人にポイントが
      いくつあるのか最初に言わないと、聞いている相手は、
      不安です。
      しかし、最初に、3つと言い切る事は全体の報告をある面
      からみて、一言で表現しています。

  2. こちらの方向(指差して)で歩いて5分位です
    1. これは、人に道を聞かれた時に最初に私が使う説明の
      仕方です。
      右に曲がって、突き当って・・・は、説明されても
      私はいつも分かりません。
      人に教えてもらっても、何回も道に迷います。

その時に、おおよその方向、歩いての時間を先ず伝えます。
これも、考えてみれば見出し機能ですね。
それから、やや詳しく説明しますが、迷いそうだなと思った
ら途中で打ち切り、その辺で誰かに聞いて下さいと言います。

最悪はこの逆です。
詳細から入る報告は相手への報告目的がハッキリして、しかも
限定されている場合に限ります。

ここで皆さんに質問です

  • もし、1分で新聞の朝刊全部を報告して下さいと言われたら、
    どうするでしょうか?
  • その1分が、更に、30秒、10秒となった場合も、ちょっと
    考えてみて下さい。次は、職場のスキルアップ/日本語は結論が最後